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【小説】律儀な私

嗚呼、私の親切もここまで行くと馬鹿なのかな。

そう思って今日は地べたを這う老婆に声を掛けた。

「どうしましっ……」

近寄りながらもそう言いかけた所で私は動作が止まった。

無いの……お婆ちゃんに……目が……無いの。

丁度、くり抜かれたかのように眼があるべき所に2つ無かった。


どう声を掛けていいのか分からずオロオロとしている私にお婆ちゃんは
ぽつりと言った。

「眼をね……落としちゃってね……」


眼って落とすものなのかな、と思いながらも私は

なんとかして助けなくちゃ、といういつもの正義感に駆られていた。

「おばあちゃん……」

おばあちゃんの近くにあった潰れた何かの塊は、明らかにそれだった。

何とかしなきゃ、何とかしなきゃ

心の中で私は方法を考える。


眼の中にトマトを入れたらどうかな。

雪だるまのように可愛い目になる……わけないか。


「いいんじゃよ。もう私も長くはないし」

私の気持ちを汲み、不憫そうに焦点のない暗黒の目で、私を見つめている……んだけど少し怖いです。

私はふと時計をみると、もう授業が始まるまで10分しかなかった。

ええい!もう仕方ない!

「お婆ちゃんあったよ! はい!」

「おぉ、ありがとう」


そう言って私は、視界の見えない暗闇の中、学校を探りながら夢中で走っていった。
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近況




近況です。

入院していた都合で1ヶ月活動停止していました。

結石って痛いんですって!
看護婦さんにお前またかという顔で

痛み止めを深夜にもらってました。

しょーがないやん! 死ぬほど痛いんだよ!

死なない病気なのにね。

はぁ、食生活気を付けよう・・・・・・(´・ω・`)

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